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Channel: ネット用語 - 元ネタ・由来を解説するサイト 「タネタン」
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本当に申し訳ない

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本当に申し訳ないとは

「本当に申し訳ない」は、心からの謝罪の言葉。

Twitterなどでは、下の動画を用いることで気持ちを伝える。(音量が小さめなので音量を上げないと聞こえないかも)

本当に申し訳ないの元ネタ

動画だけ見てもどこの誰だかわからないが、これは映画『メタルマン』が元ネタ。

映画『メタルマン』は、どこかで見た某人気映画に似ているような気もする映画であるが、いわゆるB級映画の一つとして悪い意味で人気となっている作品。

そのあまりのクオリティの低さからニコニコ動画を中心にネットで注目され、作中のいくつかのセリフがネタ扱いされている。「本当に申し訳ない」もその一つというわけである。

主人公の青年・カイルが「メタルマン」のマスクとスーツを身にまとい、正義のヒーローとして悪と戦うというどこにでもあるストーリー。

カイルは両親を犯人に殺害され、犯人をなんとか見つけ復讐しようと考える。それをメタルマンのスーツを開発したブレイク博士話すのだが、博士は復讐に反対する。

その時の二人のやりとりが以下のもの。

カイル:早くトレーニングをしましょう。両親を殺した奴等を捕まえたい。

ブレイク博士:いや、それが君の使命ではない。

カイル:でも、犯人を野放しにしておけません。たとえこんな姿になっても僕は人間なんです。

ブレイク博士:このヘルメットは復讐の道具ではないんだ。平和をもたらすために作った。

カイル:僕の両親は生贄ですか!?

ブレイク博士:本当に申し訳ない…。

両親が殺された件について「本当に申し訳ない」という、たったの一言で済ませてしまうという畜生ぶり。

このシーンだけだとそれほど伝わらないかもしれないが、ブレイク博士はカイルに二度と脱げないマスクを着せたり、人体実験でカイルを凍死させかけたり、さらには全体的にブレイク博士が諸悪の根源であるなど、かなりのド畜生である。そいういった背景から、大して責任を感じてなさそうな「本当に申し訳ない」が博士の畜生ぶり、さらにはこの作品自体のクオリティーの低さを象徴する代表的な台詞としてネタにされている。

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